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【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説 使い方
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Shopify Editions 25夏の最新情報を知りたい。
公式サイトを見てもよく分からないので、解説や整理したものがほしい。

こんなことを考えている方へ。
この記事のポイントは以下です。

・Shopify Editions 25夏のアップデートを整理して紹介(4万文字で解説!)
・Shopify Editions 25夏の注目アップデートをピックアップして紹介

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  1. 【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説
  2. そもそもShopify Editionsとは何か?
  3. 項目別にアップデート内容を紹介
    1. ①テーマ / Themes
      1. 新しいテーマの基盤「Horizon」
      2. 10種類の新テーマ
      3. AIによるブロックとテーマの生成
      4. 改良されたテーマエディタ
    2. ②ShopifyのAI / Sidekick
      1. より賢く、より強力になったSidekick
      2. Sidekickが20言語に対応
      3. 画像生成機能
      4. ストア分析とレポート
      5. モバイル版Sidekick
      6. Sidekickの画面共有&音声チャット機能
    3. ③小売・販売 / Retail
      1. 再設計されたShopify POS
      2. POSのカスタムブランディング
      3. 一つのチェックアウトで配送と持ち帰りを同時処理
      4. POSでのストアクレジット対応
      5. 複数の小売事業(法人)からの販売に対応
      6. SMSマーケティングのオプトイン
      7. 下書き注文で割引(ディスカウント)が利用可能に
      8. デバイスごとの支払い設定
      9. POSでの現金の端数処理
      10. 誤字に強くなった検索機能
      11. POSで複数割引を一括適用
    4. ④チェックアウト・決済 / Checkout
      1. 分割発送の一定料金
      2. RobloxでのShopify Checkout
      3. カナダでのShop Pay分割払い対応
      4. サンクスページと注文状況ページのアップグレードガイド
      5. チェックアウトの高速化
      6. 配送不可商品の配送オプション拡充
      7. 不正注文防止機能の強化
      8. チェックアウトでのカーボンニュートラル配送
      9. PCI DSS V4準拠のチェックアウト
      10. Apple Payを提供する新たな方法
    5. ⑤グローバル・越境EC / Global
      1. Shopify ペイメントがさらに16か国で利用可能に
      2. 複数の法人からの販売に対応
      3. 複数通貨での支払い受け取り
      4. すべてのプランで関税のチェックアウト徴収に対応
      5. 商品価格に関税・税金を含める機能
      6. 国際配送におけるDelivered Duty Paid(DDP)対応
      7. Tariffguide.aiによる商品の分類
      8. Klarnaのヨーロッパ対応国が拡大
      9. EUにおけるローカル決済オプションの拡大
      10. Apple Payによるサブスクリプション支払いがさらに多くの地域で対応可能に
      11. Managed Marketsでの柔軟性が拡大
      12. Region Marketsのアップデート
      13. Customer accountsがMarketsに対応
      14. カナダでの本人確認が簡素化
      15. クッキーバナーの同意設定が調整しやすくなりました
      16. チェックアウト画面でのCookieバナー表示
      17. マイページでのプライバシー同意
      18. GDPR対応の同意監査ログが取得可能に
      19. 地域別のメールマーケティング同意設定
    6. ⑥マーケティング / Marketing
      1. 複数の割引をまとめて適用できる単一割引機能
      2. 更新されたShopifyQLセグメント編集機能
      3. AIショッピング向けKnowledge Baseアプリ
      4. すぐに使えるセグメンテーションテンプレート
      5. 住所を使ったセグメント
      6. マーケティング自動化テンプレートの検索機能
      7. メールキャンペーン送信中のキャンセル機能
      8. メールの余白とフッターのカスタマイズ
      9. Liquidでのストアクレジット表示
      10. フォームと連携するメタフィールドの同期
      11. クリエイター向けのCollabsアプリ
      12. キャンペーン機能でマルチチャネルマーケティングを可視化
      13. お客様のログインページが自社ドメイン(独自ドメイン)に対応
      14. 「再購入」ボタンの無効化
    7. ⑦SHOPアプリ / Shop app
      1. サブスクリプション商品の表示と購入
      2. バリアント表示の強化
      3. ホームフィードでのレコメンド機能
      4. オンラインストアとShopが同期
      5. ユーザー作成のコレクション機能
      6. 強化された荷物追跡機能
      7. ストアクレジットがShopと連携
    8. ⑧ToB販売・卸売 / B2B
      1. B2B向けMarketsが利用可能に
      2. VAT番号の検証機能(EUおよびUK向け機能)
      3. 注文制御 – 最低注文金額と最高注文金額などの制限
      4. B2Bカタログでのギフトカード対応
      5. NetSuiteがShopify B2Bと連携
      6. B2B対応のアプリが増加
      7. Shopify Collective の販売最低条件が撤廃
      8. Shopify Collective の検索機能とおすすめ機能が強化
    9. ⑨配送 / Shipping
      1. ピッキングリストのテンプレートが追加
      2. 複数の出荷に対応した在庫移動の追跡機能
      3. 各ロケーションの配送方法の一元管理
      4. バーコードスキャンによる在庫移動の効率化
      5. アイテムの数量によってフルフィルメントの分割が可能に
      6. 250件の配送ラベルを一括印刷可能に
      7. カスタマイズ可能な在庫移動ページ
      8. 複数のロケーションの注文にであっても定額の配送料請求が可能に
      9. ロジスティクスパートナーの拡充と管理画面でのレポート機能強化
      10. カナダとヨーロッパで新しい配送業者を追加
      11. 配送業者の優先設定が可能に
      12. より正確な返品処理が可能に
    10. ⑩サイト運営・運用 / Operation
      1. ストアクレジットへの返金が可能に
      2. サブスクリプション注文の編集
      3. 1つのストアで複数の事業を一元管理
      4. 新しいウェブパフォーマンスレポート
      5. ストア分析機能の強化
      6. サードパーティのドメインの接続ガイドがパワーアップ
      7. モバイルでTap to Payが可能に
      8. モバイルでの操作がよりスムーズに
      9. より賢く、より高速な管理画面の読み込みが実現
      10. 分かりやすいナビゲーション
      11. 専用の検索機能が登場
      12. Shopifyモバイルアプリの新しい分析機能
      13. Shopify Taxの自動申告機能がアップデート
      14. Shopify Capitalの月額手数料型ローン
      15. Shopify Capitalがドイツで提供開始
      16. Shopify Capitalでの資金調達プランがカスタマイズ可能に
      17. より多くのプラットフォームからデータをインポート
      18. Flow変数用のサンプルデータを用意
      19. Shopify Flowの詳細なトラブルシューティング機能
      20. Shopify Flowの「For each」機能強化
  4. 参考:Shopifyを学ぶ方法まとめ|オンラインスクール・本・動画
  5. まとめ
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【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

2025年5月21日に「Shopify Editions 25夏」が発表されました。
昨年は6月末の公開だったので、1ヶ月早い開催となりました。

今回のEditionsのテーマは「Horizon」。
日本語に訳すと「水平線」です。

今回は150を超えるアップデートが紹介されました。
中でも注目は、Editionsのタイトルにもなっている「Horizon」という新テーマ基盤の登場です。

AIによるオリジナルブロックの生成や、プロンプトを入力してテーマファイル全体を作成できる機能、1px単位で余白を調整できるエディターや、柔軟なデザインの作成が可能になった「カスタムセクション」の登場。

などなど、ノーコード・ローコードの時代にふさわしい新しいテーマ基盤が登場しました。
すでにShopifyのテーマストアでは「Horizon」を利用できます。

プリセットとして10種類のテーマが公開され、日本のストアでもインストールが可能です。
ただし、「Horizon」のテーマは従来のお客様アカウントが使えなかったり、AIによるオリジナルブロックの生成は言語設定が英語の時だけしか使えないなど、色々と制約があります。

まずは開発ストアで試してみるのが良いでしょう。

 

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そもそもShopify Editionsとは何か?

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

Shopify Editionsって何?

という方向けに簡単に解説します。

Shopify Editionsとは、Shopifyが年に2回発表する新機能やアップデートのまとめです。
通常は夏(5月 or 6月)と冬(12月)に開催されます。

このイベントは単なる技術的なアップデートの発表の場ではありません。
Shopifyが目指すEコマースの未来像を示す戦略的なロードマップが示され、マーチャントがビジネスを成長させるための指針となります。

主に以下の目的で開催されています。

①新機能の発表
管理画面、Shopify Magic(AI機能)、POS、チェックアウト、マーケティング機能などのアップデートが紹介されます。

②マーチャントへの情報提供
どんな機能が追加されたか、どう使えるのかをわかりやすく説明しています。

③パートナー・開発者への指針提示
開発者が新しい機能に対応できるよう情報を提供しています。

 

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項目別にアップデート内容を紹介

今回発表されたアップデートを項目別に整理して紹介します!

項目は次の通りです。

①テーマ / Themes
②ShopifyのAI / Sidekick
③小売・販売 / Retail
④チェックアウト・決済 / Checkout
⑤グローバル・越境EC / Global
⑥マーケティング / Marketing
⑦SHOPアプリ / Shop app
⑧ToB販売・卸売 / B2B
⑨配送 / Shipping
⑩サイト運営・運用 / Operation

 

①テーマ / Themes

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションでは、オンラインストアのデザインとカスタマイズ性を大幅に向上させる新機能が発表されました。
これらの新機能により、コーディングの知識がなくてもより柔軟で魅力的なオンラインストアを構築できるようになりました。

なお、新テーマの特徴をサクっと見たい場合は以下の動画がおすすめです。
公式が公開しているもので、2分程度の動画です。

 

新しいテーマの基盤「Horizon」

HorizonはShopifyの新しいデザイン基盤で、テーマブロックの柔軟性を最大限に活用できるよう設計されています。
これにより、ノーコードでもレイアウトやコンテンツの自由なカスタマイズが可能となり、ブランドの個性やビジョンをより正確に反映したオンラインストアを簡単に構築できます。
デザインの自由度が大幅に向上することで、より魅力的なショッピング体験の提供が実現します。

 

10種類の新テーマ

Horizonを基にした10種類の新テーマが登場しました。
最適化された美しいデザインからスタートし、そこからカスタマイズが可能です。
これらのテーマは、ファッション、アウトドア、ライフスタイル、食品など、さまざまな業種に対応しています。

 

AIによるブロックとテーマの生成

プロンプトを入力するだけで、AIがカスタムテーマブロックを生成してくれるブロック生成機能や、ブランドの特徴を説明すると、AIがパーソナライズされたテーマを数秒でデザインするテーマ生成機能などが発表されました。

 

改良されたテーマエディタ

新しいテーマエディタには、以下のような多数の改善が施されました。
サイト構築というクリエイティブな作業をスムーズに行えます。

・ブロックピッカーでのホバープレビュー
・ブロックとセクションのカテゴリー設定
・AI Block Generation
・ワンクリックでテキスト編集
・条件設定に対応したシンプルなサイドバー
・デフォルトでセクションを折りたたんで表示
・すべてのショートカットを右クリックで表示
・ブロックとセクションの名前をカスタマイズ
・ブロックとセクションのコピー&ペースト
・進化した予測検索
・進化した商品カード
・カートでのクーポンコード入力

 

②ShopifyのAI / Sidekick

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションではAIアシスタント「Sidekick」の最新機能とその活用方法が紹介されています。
Sidekickは、Shopifyが提供するAI対応のコマースアシスタントです。ビジネスの立ち上げ、運営、拡大をより簡単にすることを目的としています。

「Sidekick」はShopify Magicを搭載し、さまざまなタスクに対して高度にパーソナライズされたサポートを提供してくれます。
チャットボックスに相談内容を入力するだけで、マーケティング戦略のアドバイス、時間のかかるタスクの処理、画像生成などを行ってくれます。

なお、進化した「Sidekick」の特徴をサクっと見たい場合は以下の動画がおすすめです。
公式が公開しているもので、2分程度の動画です。

 

より賢く、より強力になったSidekick

Sidekickは、マルチステップの推論能力を備え、自社のECのビジネスデータを分析した上で、より深く踏み込んだ戦略的な提案を行えるようになりました。
単なるアシスタントの域を超えて、意思決定に役立つ情報を提供する強力なパートナーとして進化しています。

 

Sidekickが20言語に対応

Sidekickは、英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語、イタリア語、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、中国語(簡体字)など、全20の言語に対応しました。
これにより、世界中のマーチャントが自分の言語でSidekickの機能を活用できるようになり、よりスムーズで効率的なストア運営が可能になります。

 

画像生成機能

Sidekickで画像生成が行えるようになりました。自身のブランドやサイトに関連するキーワードをチャットに入力し実行することで、短時間でオリジナルの画像が生成できます。
Editionsのデモ画面では、パームスプリングスのリゾートホテルの画像を生成している様子が表示され、「後ろのヤシの木を消して」などの詳細な指示が反映される様子が描かれています。

 

ストア分析とレポート

Sidekickのストア分析機能では、ShopifyQLクエリを使用して詳細なデータ抽出を行うことができます。
売上や訪問者データの傾向を把握するためのカスタムクエリを簡単に作成できます。
データの視覚化機能により、結果を直感的に表示することが可能です。

 

モバイル版Sidekick

SidekickがShopifyのモバイルアプリでも利用可能になりました。
外出先でもタスクを効率的にこなせるため、いつでもどこでもストア運営をサポートしてくれます。
忙しいマーチャントにとって大きな助けとなる機能です。

 

Sidekickの画面共有&音声チャット機能

Sidekickでは画面を共有しながら音声でやり取りができ、管理画面の操作をリアルタイムでサポートしてくれます。
順次提供が始まっており、操作に不安がある初心者でも気軽に相談できる便利な機能です。

 

③小売・販売 / Retail

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションでは、実店舗とオンラインストアの統合を強化し、顧客体験と業務効率を向上させる新機能が紹介されています。
主にShopify POSのアップデートの話になっています。

なお、進化した「Shopify POS」の特徴をサクっと見たい場合は以下の動画がおすすめです。
公式が公開しているもので、2分程度の動画です。

 

再設計されたShopify POS

バージョン10にアップグレードすると、より高速なナビゲーション、賢くなった検索機能、柔軟に対応するカート機能などが利用可能になります。
これまでで最もカスタマイズ性の高いPOSシステムとなっており、店舗運営をよりスムーズにサポートします。

 

POSのカスタムブランディング

顧客向けのディスプレイ画面に自社のロゴやカラー、画像を反映させることができます。
アイドル画面やカート画面、レシートの選択画面まで、ブランドイメージを一貫して表現できるため、顧客体験の向上につながります。

 

一つのチェックアウトで配送と持ち帰りを同時処理

POS Pro専用の機能で、配送と店頭持ち帰りが混在する注文を一度の取引で処理できます。
これにより、顧客は一部の商品をその場で持ち帰り、残りを配送で受け取ることが可能となり、利便性が大幅に向上します。

 

POSでのストアクレジット対応

Shopify POSから直接ストアクレジットの発行、受け取り、返金が可能になりました。
これにより、店舗での顧客対応がスムーズになり、柔軟な支払い方法として活用できます。

 

複数の小売事業(法人)からの販売に対応

Shopify Paymentsを使って、1つの管理画面から複数の小売事業(法人)を管理し、越境EC販売を効率的に運営できます。
この機能はPlusプラン限定で提供されており、複数の法人やブランドを一括管理したい企業に最適です。

 

SMSマーケティングのオプトイン

スタッフが顧客のプロフィール上でSMSマーケティングの同意を取得したり、顧客が購入時のレシートで自らオプトインできるようにすることで、SMSマーケティングの登録者数を増やせます。
これにより、より効果的なプロモーション配信が可能になります。

 

下書き注文で割引(ディスカウント)が利用可能に

マーチャントが作成した割引(例:〇〇を買うと〇〇が無料など)を、Shopify POSの下書き注文にも適用できるようになりました。
この機能はPOS Pro専用ですが、より柔軟な割引対応が可能となりました。

 

デバイスごとの支払い設定

POSデバイスごとに支払いオプションをカスタマイズできるようになりました。
これにより、店舗や支店ごとに異なる決済方法の対応が可能となります。
この機能はPOS Pro限定です。

このアップデートにより、複数の店舗や売り場を持つマーチャントは、各拠点の顧客ニーズや地域特性に合わせて最適な決済手段を柔軟に設定できるようになります。

例えば、一部の店舗ではクレジットカード決済のみ対応し、別の店舗では電子マネーやモバイル決済も利用可能にするなど、顧客満足度を高めつつ運用の効率化が期待できます。
結果として売上機会の最大化や顧客体験の向上につながるメリットがあります。

 

POSでの現金の端数処理

現金取引時に、自動で最も近い通貨単位に端数を丸める機能が追加されました。
この機能は、小銭がほとんど流通していない国や地域での販売に役立ちます。

このアップデートにより、マーチャントはお釣りの計算ミスや小銭の取り扱いにかかる手間を軽減でき、スムーズなレジ対応が可能になります。
小銭利用が制限されている国では、現場の負担軽減と顧客体験の向上に大きく貢献します。

 

誤字に強くなった検索機能

POSでの検索機能が強化され、誤字やスペースの有無、異なる綴りにも対応できるようになりました。
これにより、スタッフは商品をより速く正確に見つけられます。

このアップデートによって、レジでの検索時間が短縮され、忙しい店舗でもスムーズな対応が可能になります。
特に入力ミスや表記ゆれがあっても正しい商品をすぐに表示できるため、販売機会の損失を防ぎ、顧客満足度の向上につながります。
店舗スタッフのストレス軽減にも寄与する改善です。

 

POSで複数割引を一括適用

POSで、商品や注文全体、さらに送料にも一つの割引をまとめて適用できるようになりました。
これにより、店舗での会計処理がよりスピーディーになります。

このアップデートは、複雑な割引計算を簡略化し、スタッフの作業負担を軽減するとともに、会計時のミスを減らす効果があります。
結果として、顧客の待ち時間が短くなり、快適な購買体験を提供できるため、リピーター増加や売上アップにもつながるメリットがあります。
特にPOS Pro利用者にとっては、効率的な販売促進が可能になる重要な機能強化です。

 

④チェックアウト・決済 / Checkout

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションでは、購入体験の最適化と業務効率の向上を目的とした新機能が紹介されています。
以下に主なアップデートをまとめます。

 

分割発送の一定料金

いままでは複数ロケーションの商品を購入した場合は、それぞれの送料が合算して請求されていました。
今回のアップデートにより、そういった場合でも一律の送料を設定できるようになりました。

2025年5月14日以降、配送設定の更新が自動的に適用されます。今回の更新では、同じロケーショングループ内の複数のロケーションから配送される注文に対して、単一の一定料金が適用されます。これまでは、一定料金の配送手数料は、注文のフルフィルメントに関与するロケーションごとに合算されていました。この変更は、複数のロケーションからの分割発送が必要な注文の配送計算方法に影響します。

2025年5月14日以降の行動:一定料金が5米ドルのロケーショングループがあり、注文をフルフィルメントするために2つのロケーションが必要な場合、お客様には配送料として5米ドルが請求されます。

2025年5月14日以降の行動:一定料金が5米ドルのロケーショングループがあり、注文をフルフィルメントするために2つのロケーションが必要な場合、お客様には配送料として5米ドルが請求されます。
現在の動作を引き続き使用したい場合は、現在の配送手数料を保持できます。

 

RobloxでのShopify Checkout

Roblox(ロブロックス)で商品を販売・購入できるようになりました。
つまり、ゲームという仮想空間で実物の商品を購入できるということです。

なお、Robloxとは、ユーザーが自分でゲームを作ったり、他の人が作ったゲームで遊んだりできるオンラインゲームプラットフォームおよびゲーム制作ツールです。

 

カナダでのShop Pay分割払い対応

カナダの顧客向けに「今すぐ購入、あとで分割払い(Buy Now, Pay Later)」を提供できるようになりました。
これにより、購入のハードルを下げ、コンバージョン率の向上が期待できます。

この機能は特に高額商品や購入決定を迷う顧客に対して効果的です。
マーチャントにとっては、より多くの顧客にリーチしやすくなるため、競争力の強化にも寄与する重要なアップデートです。

 

サンクスページと注文状況ページのアップグレードガイド

ストアに導入されているアプリや既存のカスタマイズに合わせて、サンクスページと注文状況ページを改善するためのガイドを提供してくれるようになりました。
このガイドを活用することで、購入後の顧客体験を向上させ、リピーター獲得や顧客満足度の向上に繋げることができます。

ストアの個別事情に合わせた具体的な改善策が示されるため、無駄なく効果的なページ改良が可能です。
結果として、顧客の信頼感アップやブランドロイヤルティの強化が期待でき、売上向上にも貢献します。なお、アップグレードガイドは、Shopify管理画面 > 設定 > チェックアウトの項目で可能です。

 

チェックアウトの高速化

チェックアウト画面で、ユーザーが情報を入力する時間が約2秒短縮されました。
これにより、購入手続きがスムーズになり、途中で離脱するリスクを減らせます。コンバージョン率の向上や売上増加が期待でき、顧客体験の向上にもつながります。

 

配送不可商品の配送オプション拡充

お客様が設定したデフォルトの配送先で商品が受け取れない場合に、配送先住所の変更や店舗での受け取り(ピックアップ)など、より多様な配送オプションを提供できるようになりました。
これにより、購入の機会損失を防ぎ、顧客満足度の向上とリピート率アップが期待できます。

 

不正注文防止機能の強化

Shopify Paymentsに搭載されたAIを活用した不正検知モデルにより、リスクの高い取引を自動で認証し、チャージバック(支払い拒否)を減らすことが可能になりました。
これにより、不正取引による損失リスクが低減され、安心してビジネスを運営できる環境が整います。

昨今、ECサイトでのクレジットカード不正利用によるチャージバックが大きな問題となっています。
本格的な対策をする場合は、不正注文に特化したShopifyアプリやサービスを導入しましょう。

 

チェックアウトでのカーボンニュートラル配送

Planetアプリを使ったカーボンニュートラル配送オプションをチェックアウト画面に表示できるようになりました。

これにより、お客様が環境に配慮した選択を簡単にできるようになります。
この機能はShopify Plus限定で、環境負荷の低減に貢献し、エコ意識の高い消費者からの支持を得ることが期待されます。

 

PCI DSS V4準拠のチェックアウト

Shopifyのチェックアウトは最新の必須セキュリティ要件であるPCI DSS V4に準拠しています。
なお、PCI DSS v4.0(Payment Card Industry Data Security Standard version 4.0)とは、クレジットカードなどの決済情報を安全に取り扱うためのセキュリティ基準の最新版です。

この基準は、カード会員データの漏えいや不正利用を防ぐために、カード会社(Visa、Mastercardなど)から成る団体「PCI SSC(Payment Card Industry Security Standards Council)」によって策定されています。

 

Apple Payを提供する新たな方法

カスタマイズしたチェックアウト機能を維持しながらも、Apple Payを支払い方法として追加できるようになりました。
これにより、顧客はよりスムーズで安全な支払いが可能となり、マーチャントは多様な決済ニーズに応えやすくなります。

 

⑤グローバル・越境EC / Global

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションでは、国際展開を支援する機能が強化されました!

Shopify ペイメントが新たに16ヶ国で使用できるようになり、Shopifyカタログによって世界中の商品をAIで検索・提案できるようになり、各ストアに独自のAIショッピングアシスタントを構築可能になりました。
さらに、多拠点運営を効率化する管理機能も加わり、グローバルなビジネス展開がよりスムーズに行えるようになっています。

主なアップデートは次の通りです。

 

Shopify ペイメントがさらに16か国で利用可能に

Shopify ペイメントが、リトアニア、ポーランド、ノルウェー、ラトビア、ハンガリー、エストニア、マルタ、クロアチア、ギリシャ、スロベニア、キプロス、ブルガリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ジブラルタル、メキシコで利用できるようになりました。
これにより、これらの国のマーチャントは簡単かつ安全に決済を受け付けられ、海外展開や売上拡大の機会が広がることが期待できます。

 

複数の法人からの販売に対応

Shopify Paymentsを使えば、複数の事業体からの販売を、実店舗でもオンラインでも、ひとつのストアで簡単に管理できます(Plusプラン限定)。

これにより、異なる法人やブランドを一元管理でき、会計処理やストア運営の効率が大幅に向上します。
特に多国籍企業や多ブランド展開を行うマーチャントにとって、ビジネス拡大をスムーズにサポートする強力な機能です。

 

複数通貨での支払い受け取り

Shopify Paymentsを利用すると、最大8通貨での支払い受け取りが可能になり、為替手数料を削減できます。
現在はヨーロッパやオーストラリアで利用可能です。

これにより、海外の顧客からの売上をスムーズに受け取りやすくなり、国際取引のコストと手間を大幅に軽減します。
グローバル展開するマーチャントにとって、キャッシュフローの最適化と経営の効率化に貢献するメリットがあります。

 

すべてのプランで関税のチェックアウト徴収に対応

チェックアウト時に関税、税金、輸入課徴金を徴収できるようになり、顧客への料金の透明性が向上しました。
これにより、購入時に予期せぬ追加費用が発生するリスクを減らし、顧客の信頼感を高めます。

すべてのプランで利用可能なため、規模を問わずあらゆるマーチャントが導入でき、国際取引の利便性と満足度を向上させることが可能です。
しかし、この機能を実装するためには、利用する配送業者が「DDPの配送ラベル」を提供していることが条件になります。また、0.5%の取引手数料がかかります。

なお「DDPの配送ラベル」とは、国際配送において「DDP(Delivered Duty Paid:関税込み持ち込み渡し)」条件で発送する際に必要なラベルのことです。

日本のDDP対応配送業者は次の通りです。
日本国内の主要配送業者(ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便など)は、DDP配送には対応していません。

①FedEx(フェデックス)
https://www.fedex.com/ja-jp/home.html
FedExは、DDP条件での国際配送に対応しており、輸出者が輸入国で発生する関税や税金を負担する形での配送が可能です。これにより、受取人は追加の費用を支払うことなく商品を受け取ることができます。

②DHL Express(ディーエイチエル・エクスプレス)
https://www.dhl.com/jp-ja/home.html
DHLもDDP配送に対応しており、輸出者が関税や税金を事前に支払うことで、受取人が追加の費用を負担することなく商品を受け取ることができます。

③UPS(ユーピーエス)
https://www.ups.com/jp/ja/home
UPSは、DDP配送に対応しており、輸出者が関税や税金を事前に支払うことで、受取人が追加の費用を負担することなく商品を受け取ることができます。

 

商品価格に関税・税金を含める機能

国際販売において、商品価格に関税や税金をあらかじめ含めることで、チェックアウト時に予期せぬ追加料金が発生することを防げます。
これにより、顧客は購入時に総額を正確に把握でき、安心して取引を進められます。

マーチャントにとっても、顧客満足度の向上や購入完了率のアップにつながるメリットがあります。
国際取引の複雑さを軽減し、スムーズな販売体験を実現します。

 

国際配送におけるDelivered Duty Paid(DDP)対応

Shopify Shippingから直接、DHL eCommerceおよびDHL ExpressのDelivered Duty Paid(DDP)ラベルを購入できるようになり、国際配送がより簡単になりました(米国限定です)。

これにより、関税や輸入税などの費用を事前に支払った状態で商品を発送できるため、受取人の負担を軽減し、スムーズな配送体験を提供できます。
マーチャントは配送手続きの手間を減らし、顧客満足度の向上と国際取引の拡大を図ることが可能です。

 

Tariffguide.aiによる商品の分類

商品の説明と原産国を入力するだけで、数分で商品の分類(HSコード)と関税率を判別できるTariffguide.aiが利用可能になりました。

これにより、複雑な関税分類作業を効率化し、正確な関税計算が可能になります。
マーチャントは輸出入業務の負担を軽減でき、国際取引のコンプライアンスを確実に守りながらスムーズな物流管理を実現できます。

 

Klarnaのヨーロッパ対応国が拡大

KlarnaをShopify ペイメントで利用できる国がクロアチア、キプロス、エストニア、ギリシャ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、ノルウェー、ポーランド、スロベニアに拡張されました。

これにより、これらの国の顧客は「後払い」や分割払いなど、Klarnaの柔軟な決済オプションを利用できるようになり、購入体験が向上します。
マーチャントにとっては、コンバージョン率の向上や売上拡大が期待できるメリットがあります。

なお、Klarna(クラーナ)とは、スウェーデン発の後払い決済サービスです。

 

EUにおけるローカル決済オプションの拡大

ポーランド、スイス、スウェーデン、デンマーク、フィンランドで、P24(Poland)、BLIK(Poland)、TWINT(Switzerland)、Swish(Sweden)、MobilePay(デンマーク・フィンランド)など、多彩なローカル決済方法が利用可能になりました。

これにより、各国の顧客が普段から使い慣れた決済手段でスムーズに支払いできるため、購入体験が向上します。
マーチャント側は、多様な決済ニーズに応えることで販売機会の拡大や離脱率の低減につながるメリットがあります。地域ごとの特性に合わせた柔軟な決済対応が可能になる点も大きな強みです。

なお、今回追加された決済手段は欧州を中心に普及しているモバイル決済・銀行間即時送金サービスです。
それぞれ次の地域で普及しています。

P24(Przelewy24)・・・ポーランド
BLIK・・・ポーランド
TWINT・・・スイス
Swish・・・スウェーデン
MobilePay・・・デンマーク、フィンランド

 

Apple Payによるサブスクリプション支払いがさらに多くの地域で対応可能に

Shopify Paymentsを利用しているすべての国で、サブスクリプションの支払いにApple Payが使えるようになりました。
これにより、定期購入サービスを提供するマーチャントは、より多くの顧客にとって便利でスムーズな決済体験を提供できます。

顧客はApple Payの簡単・安全な支払い方法を使えるため、購入意欲の向上や解約率の低減につながることが期待されます。
マーチャントにとっては、グローバルなサブスクリプションビジネスの成長を加速させる大きな追い風となるでしょう。

 

Managed Marketsでの柔軟性が拡大

Managed Marketsを市場単位で管理できるようになり、関税、税金、通関、規制の対応を自分で行うか、Shopifyに任せるかを選択できるようになりました。(米国限定)
このアップデートにより、マーチャントは市場ごとの運用ニーズに合わせて最適な管理方法を選べるようになります。

自社での細かなコントロールを重視する場合や、Shopifyの自動化機能を活用したい場合など、柔軟に切り替えられるため、運営効率の向上やリスク管理の強化につながります。
特に米国の複雑な規制環境に対応するための負担軽減やビジネスのスムーズな拡大をサポートするメリットがあります。

 

Region Marketsのアップデート

既存のRegion Marketからサブマーケットを作成できるようになりました。
例えば、ヨーロッパ市場をフランスの顧客向けにカスタマイズすることが可能です。また、すべての編集内容を一目で確認できるようになりました。

このアップデートにより、マーケットの細分化が容易になり、地域ごとや言語ごとにより細かくターゲティングした販売戦略を立てられます。
結果として、各市場に適したプロモーションや価格設定を行いやすくなり、顧客体験の向上と売上増加に貢献します。
また、グラフビューでの編集管理によって運用効率も向上し、多様な市場を一元的にコントロールできるメリットがあります。

 

Customer accountsがMarketsに対応

ログイン中の顧客が、ストアフロントで見ている国や言語、会社の所在地と同じ情報を、アカウントページでも表示できるようになりました。
この機能により、顧客は一貫したブランド体験を得られ、混乱を避けることができます。

例えば、多言語や多地域展開をしているストアにおいて、言語や地域設定がアカウントページとストアフロントで統一されていることで、利便性が向上し、顧客満足度のアップやリピート購入の促進につながります。
また、管理側も地域ごとの対応をスムーズに行えるため、運営効率の向上が期待できます。

 

カナダでの本人確認が簡素化

カナダの金融規制に準拠するために、自分と身分証明書の写真を撮るだけで簡単に本人確認ができるようになりました。
このアップデートにより、カナダのマーチャントは規制対応がスムーズになり、顧客も手間なく安全に本人確認を完了できます。

審査や取引開始までの時間が短縮され、ビジネスの迅速な運営と顧客体験の向上が期待できます。
特にオンライン取引が多い現在、リモートでの本人確認が容易になることは、顧客の信頼獲得にも大きく貢献します。

 

クッキーバナーの同意設定が調整しやすくなりました

お客様がクッキーの設定を素早く調整できるようにし、顧客の信頼を向上させます。
この機能により、ユーザーは自身のプライバシー設定を簡単に管理できるため、透明性が高まり安心感が生まれます。

結果として、サイトの利用者満足度が向上し、リピーターの増加やコンバージョン率の向上にもつながるでしょう。
企業側もコンプライアンスを確保しつつ、顧客との信頼関係を強化できるメリットがあります。

 

チェックアウト画面でのCookieバナー表示

ストアフロントを経由せずに購入手続きを行うお客様にも、チェックアウト画面でクッキー同意を取得できるようになりました。
この機能により、ユーザーがストアフロントをスキップして直接チェックアウトした場合でも、適切にクッキーの同意を得られるため、法令遵守がより確実になります。

また、顧客のプライバシー保護を徹底しながらもスムーズな購入体験を維持できるため、顧客満足度の向上とリスク軽減の両立が可能です。
マーチャントにとっては、チェックアウトプロセス全体で一貫したプライバシー管理が実現できるメリットがあります。

 

マイページでのプライバシー同意

マイページでCookieバナーを表示できるようになりました。
この機能により、マーチャントはGDPRやその他のプライバシー規制に対応しやすくなり、顧客からの信頼を獲得できます。

顧客は自分のデータ取り扱いについて明確に同意を示せるため、安心してアカウントを利用できるようになります。
また、マーチャントは同意状況を管理できるため、データ利用の透明性と安全性が高まり、リスク軽減にもつながります。結果として、顧客満足度とブランド信頼の向上に寄与します。

 

GDPR対応の同意監査ログが取得可能に

顧客のクッキー同意やデータ販売のオプトアウト(拒否)決定を簡単に記録できるようになりました。
この機能により、マーチャントはGDPR(一般データ保護規則)などのプライバシー法令に対するコンプライアンスを強化できます。

顧客の同意状況や拒否履歴を正確に管理・保存することで、万が一の監査や問い合わせにも迅速かつ確実に対応可能です。
これにより、顧客のプライバシー保護を徹底しながら、信頼関係を築きやすくなり、ブランドの信用向上にもつながります。

 

地域別のメールマーケティング同意設定

国や地域ごとに、マーケティングのオプトイン(受信同意)を事前に選択するかどうかを設定できるようになりました。
もしくは、Shopifyの推奨設定に任せることもでき、コンプライアンス対応がより簡単になります。これについてはShopifyの推奨設定にしておくのが無難です。

このアップデートにより、各国の法規制やプライバシー要件に合わせて柔軟に対応可能となり、マーケティングメールの送信時の法的リスクを軽減できます。
また、顧客の同意状況を適切に管理することで、より信頼性の高いコミュニケーションが実現し、顧客満足度やブランドロイヤルティの向上にもつながります。

 

⑥マーケティング / Marketing

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションでは、ストアオーナーが顧客により効果的にリーチし、売上を伸ばすための新機能が紹介されています!

まず、Shopifyメールの強化により、AIを活用したパーソナライズドメッセージが簡単に作成でき、顧客の購買履歴や行動に基づいた最適なタイミングで自動送信が可能となりました。
メール送信後にも取消ができる機能や、メールのデザインをより細かく調整できる機能も実装されました。

新たな広告管理ツールでは、複数チャネルの広告キャンペーンを一元管理でき、ROIの最大化を支援してくれます。さらに、SNSや動画コンテンツの活用を促進するための連携機能も拡充されました。
ShopifyQLセグメント編集機能もパワーアップしたことで、より高度なフィルタリングやセグメントの作成ができるようになっています。

 

複数の割引をまとめて適用できる単一割引機能

特定の割引アプリを使って、商品、注文全体、そして送料にまたがって適用できる単一の割引を作成できるようになりました。

この機能により、複数の割引を個別に設定・管理する手間が省け、チェックアウト時の割引適用がスムーズになります。
マーチャントは複雑な割引ルールを簡単に設定でき、顧客にとっても一度の割引適用でお得感が増すため、購買意欲の向上やコンバージョン率アップにつながるメリットがあります。

 

更新されたShopifyQLセグメント編集機能

支援機能やキーボードショートカット、さらに改良された日付フィルターを使って、セグメントの作成や編集がよりスムーズに行えるようになりました。

これにより、データ分析の作業効率が大幅に向上し、細かな顧客ターゲティングやマーケティング施策の精度を高めることが可能です。
使いやすさが改善されたことで、初心者から上級者まで幅広く活用できる機能となっています。

 

AIショッピング向けKnowledge Baseアプリ

このアプリを使うことで、AIショッピングチャット内で店舗がより効果的に表示されるように、よくある質問(FAQ)をカスタマイズできます。
AIエージェントが顧客からの質問に正確かつ迅速に回答できるよう情報を最適化し、顧客体験の向上と販売機会の拡大に役立ちます。店舗の魅力をAIを通じて的確に伝えられるため、競争力の強化にも繋がります。

 

すぐに使えるセグメンテーションテンプレート

言語の好みや購入履歴、所在地などを基にしたセグメントテンプレートを使って、素早くターゲット顧客を絞り込むことができます。
新規顧客向け、リピーター向けなど頻出するセグメントのテンプレートが用意されています。

これにより、マーケティング施策の立ち上げが効率化され、より効果的な顧客アプローチが可能になります。
初心者でも簡単に利用でき、すぐに成果を上げられる点が魅力です。

 

住所を使ったセグメント

店舗の所在地や緯度・経度ではなく、「何丁目何番地」のようなわかりやすい住所表記を使って、地理的なセグメントを作成できます。
これにより、より直感的で簡単に特定エリアの顧客をターゲットにでき、地域に密着したマーケティングや販促活動がしやすくなります。店舗運営や地域分析に役立つ機能です。

 

マーケティング自動化テンプレートの検索機能

新たに追加された検索・並べ替え・フィルター機能により、自分のキャンペーンに最適なマーケティング自動化テンプレートを簡単に見つけられるようになりました。
これにより、用途に応じた最適なテンプレートを迅速に選択でき、メール配信やフォローアップなどの自動施策をスムーズに構築できます。作業の効率化と成果の最大化に貢献します。

 

メールキャンペーン送信中のキャンセル機能

送信開始後でもメールキャンペーンを途中でキャンセルできる機能が追加されました。

これにより、誤字脱字やリンク切れ、配信トラブルなどに気づいた際にすぐ対応でき、ブランドの信頼性や顧客体験を守ることが可能になります。
誤送信によるリスクを軽減し、柔軟で安心なメールマーケティング運用が実現します。

 

メールの余白とフッターのカスタマイズ

メールデザインの最適化がより柔軟に行えるようになりました。
パディング(余白)の調整が可能になり、読みやすさやデザインのバランスを自在にコントロールできます。

また、フッターのカスタマイズ内容を保存できるようになり、ブランドに合わせた一貫性ある表示が簡単に実現可能です。
さらに、コンパクトまたは拡張型のフッターを選択でき、用途に応じて最適なデザインが作成できます。

 

Liquidでのストアクレジット表示

Liquidコードを使用することで、顧客が保有するストアクレジットの残高をマーケティングメール内やオンラインストア上に表示することができます。
これにより、顧客にクレジットの存在を認識させ、再購入を促す効果が期待できます。

たとえば、カートページやアカウントページに「あなたのストアクレジット残高:¥1,500」のような表示を追加することが可能です。
また、メールテンプレートに組み込めば、セールや再入荷の案内と一緒にクレジット情報を提示でき、より高いコンバージョンが見込めます。

 

フォームと連携するメタフィールドの同期

カスタムメタフィールドを編集すると、Shopify Formsがその変更を自動的に反映し、顧客データの正確性と一貫性を保ちます。

これにより、顧客から収集する情報を常に最新の状態に保つことができ、フォームに入力されたデータと管理画面上の顧客情報の整合性が高まります。
たとえば、新しい顧客属性を追加した際にも、フォームに自動的に項目が表示されるため、手動で設定を変更する手間が省け、業務効率の向上にもつながります。

 

クリエイター向けのCollabsアプリ

「Shopify Collabs」を使い、自身のスマートフォンから詳細な販売分析、支払いに関する最新情報、効果的な商品調査をすることができるようになりました。
「Shopify Collabs」とは、クリエイターとブランドをつなげるShopify公式のインフルエンサーマーケティングアプリです。

このアプリを使用することで、クリエイターは自分のSNSアカウントと連携し、ブランドとのコラボレーションに申し込むことができます。
承認されると、アフィリエイトリンクやクーポンコードを取得し、フォロワーと共有することで報酬を得ることが可能です。

 

キャンペーン機能でマルチチャネルマーケティングを可視化

「Campaigns(キャンペーン)」機能を使えば、複数のマーケティングチャネルを一元管理し、その効果を簡単に測定できます。
Shopify管理画面から直接、QRコードや共有リンクの作成、UTMパラメータの設定・管理も可能になり、広告やSNS投稿の成果を正確に追跡できます。

これにより、どのチャネルが最も効果的かを把握しやすくなり、施策の最適化とROIの改善に繋がります。
デジタルマーケティング全体の運用が、より効率的かつ戦略的になります。

 

お客様のログインページが自社ドメイン(独自ドメイン)に対応

顧客のログインページやアカウントページにおいて、自社ブランドのドメイン(独自URL)が表示されるようになりました。
これにより、ユーザー体験がより一貫したものとなり、ブランド信頼性の向上にもつながります。

外部サービス感が薄れ、顧客は「あなたのストアで買い物をしている」という感覚を強く持つようになります。
ブランドイメージを大切にしたいストアにとって、非常に有効なアップデートです。

 

「再購入」ボタンの無効化

注文状況ページに表示される「再購入」ボタンの表示・非表示を切り替えられるようになりました。
これにより、ストアオーナーは顧客の購入体験をより柔軟にコントロールできます。

例えば、在庫状況や販売戦略に応じて「再購入」機能を制限したい場合に便利です。
この機能は、よりパーソナライズされた購入後の導線設計に役立ちます。

 

⑦SHOPアプリ / Shop app

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションではSHOPアプリの新機能が発表されました!

ブランドカラーや動画、画像をフィードに表示できるようになり、パーソナライズされたおすすめ機能も導入されました。
これにより、顧客の注意を引き、エンゲージメントを高めることが可能となっています。

また、Shopアプリ内の商品詳細ページ(PDP)のカスタマイズ機能を強化するアップデートを発表しました。
この変更により、オンラインストアの商品ページとShopアプリ内の表示がより一貫性を持つようになり、ブランドの世界観を統一して顧客に伝えることが可能となります。

具体的には以下が強化されました。

 

サブスクリプション商品の表示と購入

2025年6月23日から、Shopアプリ上でサブスクリプション商品の閲覧と購入が可能になります。
これにより、定期購入型の商品を提供するマーチャントは、Shopアプリを通じて顧客にシームレスな購入体験を提供できるようになります。

 

バリアント表示の強化

カラーやテキストベースのバリアント(色やサイズなど)をShopアプリ内で視覚的に表示できるようになりました。
これにより、顧客はオンラインストアと同様の感覚で商品を選択でき、購入意欲の向上が期待できます。

 

ホームフィードでのレコメンド機能

ユーザーの行動に応じてパーソナライズされるレコメンド機能を使い、新規および既存の顧客に効果的にアプローチできるようになりました。

これにより、顧客一人ひとりの興味や購買履歴に基づいた最適な商品提案が可能となり、エンゲージメントや購入率の向上が期待できます。マーチャントにとっては、より精度の高いレコメンドで売上拡大につなげやすく、顧客体験の向上にも貢献する重要な機能です。

 

オンラインストアとShopが同期

オンラインストアの商品詳細ページを、Shop上にスウォッチ(カラーバリエーション)やサブスクリプション対応とともにそのまま反映できるようになりました。

これにより、Shopを利用する顧客はオンラインストアと同じ豊富な商品情報を閲覧でき、購買体験が一層シームレスになります。
マーチャント側も一度の商品管理で複数のチャネルに対応できるため、運用負荷が軽減され効率的な販売促進が可能です。

 

ユーザー作成のコレクション機能

ユーザーが気に入った商品を集めてコレクションを作成し、別のユーザーと共有したり、他のユーザーのコレクションを発見したり、共同で編集したりできる機能が追加されました。

この機能により、ユーザー同士の交流やコミュニティ形成が促進され、自然な形での口コミや商品発見の機会が増えます。
マーチャントにとっては、ユーザー生成コンテンツを通じて商品の魅力が広がり、購入意欲の向上や新規顧客獲得に繋がる大きなメリットがあります。

【参考】shop Help Center – Save products and follow stores

 

強化された荷物追跡機能

ユーザーに対して、より詳細な荷物追跡情報を提供できるようになりました。
また、関税の支払い手続きや配送の再スケジュールも簡単に行えるようになっています。

このアップデートにより、ユーザーは配送状況をリアルタイムで正確に把握できるため、安心感が増します。
さらに、関税支払いの手間や配送予定の調整がスムーズになることで、購入後の体験が大幅に向上します。

マーチャントにとっては、顧客満足度の向上と問い合わせ対応の軽減が期待できるため、結果的にリピーターの増加やブランド信頼の強化につながるメリットがあります。

 

ストアクレジットがShopと連携

ShopアプリおよびShop Pay認証時のチェックアウトで、ユーザーがストアクレジットやロイヤルティポイントを確認できるようになりました。

このアップデートにより、ユーザーは手軽に利用可能なクレジットやポイント残高を把握でき、購買意欲が高まります。
マーチャント側にとっても、顧客のロイヤルティ向上やリピート購入の促進が期待できます。

 

⑧ToB販売・卸売 / B2B

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションでは、B2B(法人向け)の販売機能の強化や効率化が発表されました!

B2B向けのMarkets機能では、独自の商品管理・通貨・ストアフロントを持つ複数のB2Bマーケットの作成が可能になりました(Shopify Plusの機能です)。
また、Checkout Blocksを使って注文制限(最低注文金額と最高注文金額の要件設定)ができるようになったり、B2B対応のアプリが新たに9個増えたりしました。

 

B2B向けMarketsが利用可能に

複数のB2Bマーケットを作成でき、それぞれに独自の商品、通貨、ストアフロントテーマのカスタマイズを設定可能です。
また、商品のセクションで「View as」機能を使い、購入者の視点で体験をプレビューできます。Plusプラン限定の機能です。

このアップデートにより、B2Bビジネスを展開するマーチャントは顧客ごとに最適化された取引環境を提供でき、複雑なビジネスニーズにも柔軟に対応可能になります。
さらに、購入者視点でのプレビュー機能により、実際のユーザーからの見え方を事前に把握できるため、より効果的なサイト構築やマーケティング施策が実現できます。

 

VAT番号の検証機能(EUおよびUK向け機能)

EUおよび英国の企業向けに、管理画面上でVAT番号の検証が可能になりました。
これにより、正確なVAT番号の登録を促進し、Shopify Taxと連携して税金の免除を自動的に適用できます。これにより、税務コンプライアンスのリスクを大幅に軽減します。

このアップデートによって、マーチャントはEU・UK市場での取引における税務処理をより簡便かつ正確に管理できるようになります。
結果として、誤った税計算による罰則の回避や、取引先との信頼関係の強化に繋がり、安全にビジネスを拡大できます。

 

注文制御 – 最低注文金額と最高注文金額などの制限

Shopify公式が提供している無料の「Checkout Blocks」というアプリを使って、すべての顧客、またはB2B顧客に対して注文の最小・最大金額を設定できるようになりました。
この機能により、マーチャントは注文の単価管理を柔軟に行うことが可能です。

例えば、利益確保のために一定の最低注文金額を設けたり、大口注文を制限したりすることで、ビジネスの健全な運営をサポートします。
特にB2B取引では、取引条件の明確化や業務効率化に役立ち、顧客とのトラブル防止にも繋がります。

 

B2Bカタログでのギフトカード対応

ギフトカードをB2B向け商品として追加できるようになりました。

このアップデートにより、B2B取引でもギフトカードの活用が容易になり、取引先や法人顧客に対して柔軟な販売促進が可能になります。
従来の複雑な設定や特別なカスタマイズが不要なため、運用コストを抑えつつ新しい販売チャネルを広げられるのが大きなメリットです。

 

NetSuiteがShopify B2Bと連携

会社、注文、PO番号、決済条件をNetSuite ERPコネクターと同期させて、業務効率とデータ精度を向上させることができます(Shopify Plusの限定機能です)。
このアップデートにより、Shopify上のB2B取引とNetSuiteとの間でのデータ整合性が保たれ、手動入力や転記ミスのリスクを大幅に軽減できます。

特に複雑なB2B取引を行う企業にとっては、受注から請求、在庫管理までを一元化することで、業務の自動化とスピードアップが期待できます。
結果として、チームの負担軽減と顧客満足度の向上にもつながる重要な機能です。

 

B2B対応のアプリが増加

B2B取引に対応したアプリが9つに拡充されました。
このアップデートにより、B2Bマーチャントはより柔軟なサイト運営ができるようになります。

たとえば、QuickBooksとの連携によって会計処理を自動化したり、複数の担当者での共同購入機能を使って法人向けの購買体験を向上させたりできます。
また、ルックブックは商談や商品提案にも役立ちます。これらの機能は、B2B販売において差別化を図りたい企業にとって、非常に有益なツールとなるでしょう。

新たに追加された9つのアプリは以下です。

①NetSuite ERP Connector
ShopifyとNetSuite ERP間で商品、在庫、価格、受注、配送などを自動同期できます。
https://apps.shopify.com/oracle-netsuite?locale=ja

②Webgility x QuickBooks Desktop
Shopifyの注文や在庫、税金、送料、手数料などのデータをQuickBooks Desktopへ同期し、会計処理を自動化できます。
https://apps.shopify.com/ecc-cloud-quickbooks-online-integration?locale=ja

③Webgility x QuickBooks Online
Shopifyの売上、在庫、返品、手数料などをQuickBooks Onlineに同期し、会計処理を自動化できます。
https://apps.shopify.com/ecc-quickbooks-integration-for-shopify?locale=ja

④Joy: ロイヤルティプログラム, ポイントアプリ
購入や紹介、誕生日などに応じてポイントや特典を付与。顧客のロイヤリティ向上に役立つポイント管理アプリです。
https://apps.shopify.com/joyio?locale=ja

⑤Lookfyギャラリー:ルックブック画像
商品をルックブック形式で美しく表示できるギャラリーアプリです。
https://apps.shopify.com/lookfy-lookbook-gallery-1?locale=ja

⑥Onboard B2B: Company Profiles
法人顧客の情報を会社単位で管理し、B2B取引に必要なプロファイル機能や購入フローを簡単に構築できるアプリです。
https://apps.shopify.com/onboard-b2b?locale=ja

⑦Cart Whisper | Live Carts Pro
カートに商品を入れたまま離脱しそうなユーザーに対して、リアルタイムでの通知や特典表示ができるカゴ落ち防止アプリです。
https://apps.shopify.com/cartwhisper-checkoutsaver?locale=ja

⑧Extend B2B Buying
卸売価格、クイックオーダー、最小注文数など、B2B販売に必要な機能をまとめて提供する便利なアプリです。
https://apps.shopify.com/quick-order-b2b-and-wholesale?locale=ja

⑨B2B Bulk Order / CSV Upload
大量注文を簡単に処理できる法人向け注文支援アプリです。CSVファイルでの一括アップロードにも対応しています。
https://apps.shopify.com/swift-b2b-cart-csv-upload?locale=ja

 

Shopify Collective の販売最低条件が撤廃

加入のために必要だった販売実績の最低条件が撤廃され、Shopify Collective にサプライヤーや小売業者として、誰でも参加できるようになりました(アメリカ限定です)。
この変更により、特にスタートアップや小規模事業者にとって大きなチャンスが広がります。

これまで参加をためらっていた事業者も、販路拡大や他店舗とのネットワーク構築を目的に、気軽にShopify Collectiveを活用できるようになります。
また、新たな商品ラインナップの仕入れや販売機会の創出にもつながり、双方にとってウィンウィンな取引環境が生まれるでしょう。

なお、Shopify Collective(ショッピファイ・コレクティブ)とは、他のShopifyストアの商品を自分のストアで販売できる仕組みです。
自社で在庫を持たずに、信頼できるブランドの商品を仕入れ・販売できるため、手軽に商品ラインナップを拡充できます。注文が入ると、提携先が商品を発送してくれる「ドロップシッピング」に近い仕組みです。

 

Shopify Collective の検索機能とおすすめ機能が強化

Shopify Collective において、サプライヤーを名前で検索できる機能や、パーソナライズドされたおすすめが表示されるディスカバリーページが導入されました。
このアップデートにより、小売業者は自社のブランドや顧客層に合った商品を、よりスムーズかつ効率的に見つけられるようになります。

まだ知られていない優良なサプライヤーやユニークな商品と出会える可能性が高まり、取扱い商品の差別化や独自性の強化にもつながります。
また、サプライヤー側にとっても、自社の商品が関心の高い小売業者に推薦されやすくなるため、新たな販路開拓の機会が拡大します。

 

⑨配送 / Shipping

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションでは、マーチャントのフルフィルメント業務を効率化し、顧客体験を向上させるための新機能が紹介されています!

特に注目すべきは、複数の配送拠点からの出荷でも一律の配送料金を設定できる「分割配送の定額料金」機能です。
これにより、チェックアウト時の予期せぬ送料の発生を防ぎ、チェックアウト離脱率の低下が期待できます。

また、公式の無料アプリ「Order Printer」を使ってピッキングリストを出力できるようになったのも嬉しい機能です。
地味なアップデートですが、自社でピッキングしているストアにとっては使いやすいでしょう。

 

ピッキングリストのテンプレートが追加

Shopify Order Printerアプリにピッキングリストのテンプレートが追加されました。
これを使用して、SKU、数量、商品画像を含むピッキングリストを商品別または注文別に印刷し、フルフィルメントを迅速化できます。

 

複数の出荷に対応した在庫移動の追跡機能

ひとつの在庫移動を、複数の出荷に分けて追跡できるようになりました。
この機能により、大量の在庫や複数倉庫への分割納品など、現実の物流に即した柔軟な運用が可能になります。

マーチャントは、1回の在庫移動に関連するすべての出荷状況を個別に把握できるため、入荷予定が分かりやすくなり、在庫管理の精度が向上します。
また、予期せぬ遅延や分割納品時の混乱も最小限に抑えられるため、業務効率の改善にもつながります。

 

各ロケーションの配送方法の一元管理

各ロケーションにおける配送、ローカルデリバリー、店頭受け取り、ピックアップポイントの設定を、ひとつの画面で一元管理できるようになりました。
このアップデートにより、マーチャントは各配送方法の有効・無効の切り替えや詳細設定を簡単に行えるようになります。

従来は設定が分散しており手間がかかっていた部分が、統合ビューによって直感的かつ効率的な管理が可能になりました。
特に多店舗展開や複数ロケーションを運営している事業者にとっては、オペレーション負荷を大幅に軽減でき、より柔軟で迅速な顧客対応が実現します。

 

バーコードスキャンによる在庫移動の効率化

バーコードスキャン機能を活用して、拠点間の在庫移動をよりスムーズに行えるようになりました。
このアップデートにより、在庫の受け渡しや確認作業がこれまでの手入力からスキャン操作へと簡素化され、作業スピードの向上と人的ミスの削減が期待できます。

特に複数ロケーションを持つ事業者にとって、移動在庫の正確な管理は重要です。
現場の負担軽減と業務の正確性向上に大きく貢献します。

 

アイテムの数量によってフルフィルメントの分割が可能に

在庫が不足している場合、1つのロケーションで注文数すべてを満たせないときに、商品を複数の拠点から自動で分割出荷できるようになりました。

この機能により、たとえば「同じ商品を10個注文したが、A拠点には6個しかない」といった場合に、残り4個をB拠点から自動的に補完して出荷することが可能になります。
これにより、注文の遅延を防ぎ、欠品時の販売機会損失を減らすことができます。

また、マーチャント側のオペレーション負荷を軽減し、顧客にもより迅速でスムーズな配送体験を提供できるのが大きなメリットです。
特に複数ロケーションで在庫を管理している事業者にとっては、業務効率と顧客満足度の両立に貢献する非常に実用的な機能です。

 

250件の配送ラベルを一括印刷可能に

最大250件の配送ラベルをまとめて購入・印刷できる機能が登場しました。
このアップデートにより、注文ごとに個別でラベルを発行する手間がなくなり、一度に大量の出荷作業を効率的に進めることが可能になります。

特にセール期間や繁忙期など、大量の注文が集中するタイミングでは、時間の節約と業務の正確性の向上に大きく貢献します。
出荷処理を迅速に完了させることで、顧客への配送もスムーズになり、顧客満足度の向上にもつながります。物流業務の自動化・最適化を目指す店舗には、非常に価値のある機能です。

 

カスタマイズ可能な在庫移動ページ

在庫移動ページがアップデートされ、検索や並べ替え機能、新しいフィルター、配送の詳細情報が追加されました。
これにより、複数の拠点間での在庫移動状況をより直感的かつ効率的に把握・管理できるようになりました。

特に、頻繁に在庫を移動するマルチロケーションの事業者にとって、必要な情報へ迅速にアクセスできることは、業務の正確性とスピードの両方を高める大きな利点です。
また、フィルター機能により、特定の条件に合致する移動履歴や未完了の処理を簡単に絞り込めるため、業務の見える化とトラブルの予防にもつながります。

業務負担を軽減し、在庫管理の最適化を目指すストアにとって、非常に有益なアップデートです。

 

複数のロケーションの注文にであっても定額の配送料請求が可能に

複数の拠点から商品が発送される場合でも、単一の定額送料を顧客に請求できるようになりました。
この機能は、同じ配送プロファイル内での発送に適用されます。

これにより、顧客は送料が予想以上に高くなることなく、安心して購入できるようになります。
一方で、マーチャントにとっても、カートの離脱率の低下やコンバージョン率の向上が期待できます。

特に、多拠点展開しているビジネスではカスタマーサポートの負担につながっていたケースもありましたが、本アップデートによってよりシンプルかつスムーズな購入体験の提供が可能となります。

 

ロジスティクスパートナーの拡充と管理画面でのレポート機能強化

Flexport、ShipBob、Shipfusion、ShipMonk など、より多くのサードパーティ物流パートナーを選択できるようになりました。
さらに、Shopify Fulfillment Network アプリ内で、在庫や配送時間などを一元管理・追跡できる機能も追加されています。

このアップデートにより、マーチャントは自社のビジネスニーズに最適な物流パートナーを柔軟に選びやすくなり、在庫の可視化と配送パフォーマンスの把握が容易になります。
特に成長中のブランドや越境ECを行う事業者にとっては、物流オペレーションの最適化と顧客満足度の向上に直結する、実用性の高い改善と言えるでしょう。

それぞれの物流会社の説明は次の通りです。

① Flexport(フレックスポート)
https://www.flexport.com/
国際物流を効率化するサービスで、海運や航空、通関手続き、倉庫管理までを一括サポートしてくれます。輸出入の可視化と最適化が強みです。

② ShipBob(シップボブ)
https://www.shipbob.com/
ShopifyなどのECと連携し、在庫管理から発送までを代行しています。全米に倉庫があり、迅速でコスト効率の良い配送を実現してくれます。

③ Shipfusion(シップフュージョン)
https://www.shipfusion.com/
D2Cブランド向けのフルフィルメントサービスです。リアルタイム在庫管理や高品質な梱包・発送で、顧客満足度の高い配送体験を提供しています。

④ ShipMonk(シップモンク)
https://www.shipmonk.com/
ECやサブスク向けに、在庫・発送・返品までを一括サポートしています。独自システムと柔軟な対応が強みです。

 

カナダとヨーロッパで新しい配送業者を追加

カナダではPurolator、スペインではSEUR、イタリアではBRTといった新しい配送業者が利用可能になり、より迅速に注文を発送できるようになりました。
これにより、対象地域の顧客へスピーディーで信頼性の高い配送サービスを提供できるため、顧客満足度の向上が期待できます。

また、マーチャントにとっても配送業者の選択肢が増えることでコストやサービス面での最適化が図りやすくなるというメリットがあります。
地域ごとの特性に合った物流パートナーを活用することで、ビジネスの競争力強化につながるでしょう。

①Purolator(プローラター)
https://www.purolator.com/en
カナダ最大手の宅配便会社で、国内外の速達配送サービスを提供しています。信頼性が高く、ビジネス向けの物流ソリューションも充実しています。

②SEUR(セウール)
https://www.seur.com/en/
スペインの大手物流・宅配企業で、国内およびヨーロッパ各地への配送をカバーしています。多様な配送オプションとトラッキングサービスが特徴です。

③BRT(ビーアールティ)
https://www.brt.it/
イタリアの主要配送業者で、全国に広がるネットワークを活かした迅速な小包配送を得意とします。個人・法人問わず利用されています。

 

配送業者の優先設定が可能に

利用する配送業者をオン・オフで切り替えることができるようになりました。
これにより、日常の発送業務が効率化され、マーチャントはよく利用する配送業者に絞って管理ができます。

不要な配送オプションを非表示にできるため、誤った配送選択のリスクが減り、スタッフの作業ミスを防止できます。また、管理画面がシンプルになり、発送設定の見直しや更新もスムーズになるため、運用負荷の軽減にもつながります。
結果として、より迅速かつ正確な配送体験を顧客に提供しやすくなるメリットがあります。

 

より正確な返品処理が可能に

返品の処理を確定した後にのみ、売上報告や税金のデータが更新される新しい処理ステップが導入されました。
これにより、返品の取り扱いがより正確になり、売上や税務報告の誤差を防ぐことができます。

返品がまだ未確定の状態で報告が更新されるリスクを減らせるため、会計処理や税務申告がスムーズになり、財務管理の透明性と信頼性が向上します。
マーチャントにとっては、返品対応の状況をしっかり管理できるため、経営判断にも役立つメリットがあります。

 

⑩サイト運営・運用 / Operation

【Shopify Editions 25夏】アップデートのすべてを徹底解説

本セクションでは、ストア管理の効率化と柔軟性を高める新機能が紹介されています!

元の決済方法に関係なく返金をストアクレジットで行えるようになったり、サブスクリプション注文の管理がより柔軟になったり、ストア分析画面がアップデートしたりしています。
また、アメリカではShopifyのスマホアプリでタッチ決済が使えるようになりました。これにより、POS不要で対面販売が可能です。

 

ストアクレジットへの返金が可能に

管理画面から、元の支払い方法に関わらず、返金をストアクレジットとして発行できるようになりました。
この機能により、返金処理がより柔軟かつスムーズになります。

例えば、返金を即座に現金やカードに戻すのではなく、ストアクレジットとして発行することで、顧客の再購入を促進でき、リピーター獲得に繋がります。
また、マーチャント側も返金の管理が一元化され、会計処理の効率化や顧客対応の迅速化が期待できます。顧客満足度の向上と売上の安定化に貢献するアップデートです。

 

サブスクリプション注文の編集

発送前にサブスクリプションや予約注文を含む注文内容を変更できるようになりました。
このアップデートにより、マーチャントは顧客の要望や状況の変化に柔軟に対応できるようになります。

配送先の変更や商品内容の調整がスムーズに行えるため、顧客満足度の向上が期待できます。
また、発送後のキャンセルや返品を減らすことで、運営コストの削減にもつながります。

 

1つのストアで複数の事業を一元管理

ストアオーナーや管理者が、権限設定や専用ツールを使って複数の事業を一元管理できるようになりました。
Plusプラン限定機能です。

このアップデートにより、多国籍企業や複数ブランドを展開するマーチャントは、異なる事業の管理を一つの管理画面で行えるため、業務の重複やミスを減らせます。
権限設定で担当者ごとにアクセス範囲を制限できるため、セキュリティ面も強化され、よりスムーズで安全な運営が可能となります。

 

新しいウェブパフォーマンスレポート

ページごとの詳細な分析を通じて、Core Web Vitals(コアウェブバイタル)を最適化し、パフォーマンスの問題を診断できます。

このアップデートにより、マーチャントは自分のオンラインストアの各ページごとの読み込み速度や各種指標を詳しく把握できるようになります。
具体的な問題箇所を特定することで、効率的に改善策を打てるため、サイトの表示速度向上やユーザー満足度の向上につながります。

 

ストア分析機能の強化

ベンチマークやコホート分析など、アップデートされた分析機能により、さらに多くのデータを活用できます。
このアップデートにより、マーチャントは競合他社との比較や顧客の行動傾向をより深く理解できるようになります。

特にコホート分析では、特定の期間や属性でグループ化した顧客の購買パターンや継続率を把握でき、マーケティング戦略やリテンション施策の精度向上に役立ちます。
より詳細なデータ分析をもとに、効果的な意思決定が可能になるため、売上拡大や顧客満足度向上につながるでしょう。

 

サードパーティのドメインの接続ガイドがパワーアップ

詳しい手順の案内とリアルタイムのサポートにより、外部ドメインをShopifyストアに簡単に接続できるようになりました。
このアップデートにより、ドメイン設定の複雑さやミスを減らし、初心者でも安心してドメイン接続が可能になります。

リアルタイムでのフィードバックは問題発生時の迅速な対処を助け、ストアの公開までの時間短縮や運営の安定化に貢献します。
結果として、より早くオンライン販売を開始できるため、マーチャントにとって大きなメリットとなるでしょう。

 

モバイルでTap to Payが可能に

POSだけでなく、Shopifyモバイルアプリでも直接スマホで非接触決済ができるようになりました。
対象はアメリカ国内のみです。

このアップデートにより、店舗や外出先での決済がさらに簡単かつスピーディーになります。
専用端末を用意する必要がなく、スマホひとつで支払いを受け付けられるため、コスト削減と利便性向上が期待できます。

特に移動販売やポップアップショップなど、場所を問わずスムーズに決済したいマーチャントにとって大きなメリットです。
顧客体験も向上し、販売機会の拡大につながります。

 

モバイルでの操作がよりスムーズに

Shopifyモバイルアプリの操作が、タップ数を減らしよりわかりやすいメニューや新デザインのヘッダーで快適になりました。
このアップデートにより、マーチャントはスマホからの操作がさらに直感的になり、作業効率が向上します。

複雑な操作が減ることで時間の節約につながり、外出先でもストレスなくストア管理が可能です。
結果として、より多くの時間を販売やマーケティングに集中できるようになります。

 

より賢く、より高速な管理画面の読み込みが実現

管理画面の読み込み速度が30%向上し、操作がよりスムーズになりました。

このアップデートにより、マーチャントは管理画面の操作中に無駄な待ち時間を減らせるため、よりスムーズで快適に業務を行えます。
作業効率が上がることで、時間を節約し、販売戦略やカスタマー対応など、重要なビジネスの改善に集中しやすくなります。

 

分かりやすいナビゲーション

管理画面に戻るボタンやパンくずリストが追加され、ページ間の移動がこれまで以上に簡単で分かりやすくなりました。
これにより、マーチャントは現在の位置を把握しやすくなり、複数のページを行き来する際も迷わずスムーズに操作できます。効率的な作業が可能となり、ストレスの軽減や業務スピードの向上につながります。

 

専用の検索機能が登場

デスクトップとShopifyモバイルアプリの両方で、決済方法や配送、税金など、設定項目を素早く見つけられる専用の検索機能が追加されました。

このアップデートにより、膨大な設定項目の中から目的の項目を素早く検索できるため、設定変更や確認作業が格段に効率化します。
特に忙しいマーチャントにとっては、操作時間の短縮とストレス軽減につながる大きなメリットがあります。

 

Shopifyモバイルアプリの新しい分析機能

Shopifyモバイルアプリの新しい分析機能により、外出先でも高速でカスタマイズ可能なレポート作成やShopifyQLクエリの実行が可能になりました。

このアップデートにより、マーチャントはパソコンに縛られず、どこからでもデータ分析や売上状況の確認ができるため、迅速な意思決定が可能になります。
忙しい現代のビジネスシーンにおいて、柔軟かつ効率的に店舗運営を行えることは大きなメリットとなるでしょう。

 

Shopify Taxの自動申告機能がアップデート

Shopify Tax の自動申告機能が拡充され、Shop、Facebook、Instagram などの追加チャネルにおける売上税管理がより簡単になりました。

これにより、複数の販売チャネルでの売上税の計算や申告作業が自動化され、マーチャントの税務処理負担が大幅に軽減されます。
特に複数のプラットフォームで販売を行う店舗にとって、税務コンプライアンスのリスクを減らしつつ効率的に運営できるようになりました。

 

Shopify Capitalの月額手数料型ローン

早期返済すると借入コストを抑えられる月額手数料制のローンがShopify Capitalで提供され、より経済的な資金調達が可能になりました。
このアップデートにより、マーチャントは資金調達の際により柔軟な選択肢を持つことが可能になります。

資金を早期に返済できる場合は手数料を抑えられるため、無駄な費用を減らし、効率的な資金運用が期待できます。
これにより事業のキャッシュフロー管理が改善され、成長への投資を加速できるメリットがあります。

 

Shopify Capitalがドイツで提供開始

ドイツでもShopify Capitalが利用できるようになりました。

このアップデートにより、ドイツのマーチャントも迅速かつ手軽に資金を調達できるようになり、ビジネスチャンスを逃さず成長戦略を実行しやすくなります。
複雑な手続きなしで利用できるため、資金調達のハードルが下がりスムーズな運営が可能となる点が大きなメリットです。

 

Shopify Capitalでの資金調達プランがカスタマイズ可能に

必要な借入額を自由に選択できるようになり、それに応じて借入コストや返済額が自動的に調整される機能がShopify Capitalに追加されました。

このアップデートにより、マーチャントは自身の資金に合わせて借入額を設定できるため、無理のない返済計画を立てやすくなります。
資金調達の負担を軽減し、ビジネスのキャッシュフロー管理がより効率的に行えるようになることが大きなメリットです。

 

より多くのプラットフォームからデータをインポート

Square、WooCommerce、Etsy、Wix、Amazon、eBay、Clover、Lightspeed R & X Seriesなどのプラットフォームから、CSVファイルをアップロードするだけで、商品情報、顧客データ、在庫情報を簡単にインポートできるようになりました。

このアップデートにより、複数の販売チャネルを利用しているマーチャントは、手間なく一元的にデータを移行・管理できるようになります。
作業効率が大幅に向上し、異なるプラットフォーム間でのデータ整合性を保ちながらスムーズにオンラインストアの運営を進められる点がメリットです。

 

Flow変数用のサンプルデータを用意

「Product handle: digital-gift-card」など、各変数にサンプルデータが用意されているため、ワークフロー作成時の手間が減るようになりました。

このアップデートにより、Shopify Flowを使うマーチャントや開発者は、変数の扱い方を直感的に理解できるため、複雑な自動化ルールの設定ミスや時間のロスを減らせます。
効率的かつ正確に業務プロセスを自動化し、運用の負担軽減や生産性向上につながるメリットがあります。

 

Shopify Flowの詳細なトラブルシューティング機能

Shopify Flowでのトラブルシューティングがさらに充実し、各ステップの詳細データを確認できるようになりました。ログは14日間保存され、注文IDやタグなどで検索も可能です。
このアップデートにより、マーチャントや運用担当者は自動化の問題を迅速かつ正確に特定しやすくなります。

問題解決までの時間を短縮できるため、業務の停滞を防ぎ、スムーズなサイト運営をサポートします。
さらに、過去のログを遡って分析できることで、トラブルの根本原因を見つけやすくなり、再発防止にも役立ちます。

 

Shopify Flowの「For each」機能強化

Shopify Flowの「For each」ループが強化され、リスト処理がより柔軟になりました。
ネストされたループの利用や、ループ内で複数のアクションを同時に実行できるようになっています。

このアップデートにより、複雑なワークフローや自動化シナリオの構築が可能となり、より細かい条件分岐や多段階の処理がスムーズに行えます。
マーチャントは業務プロセスを効率化し、時間の節約やミスの削減につなげられるため、運用の自由度が格段に向上します。

 

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参考:Shopifyを学ぶ方法まとめ|オンラインスクール・本・動画

Shopifyを本格的に学ぶためにはネットの情報だけは足りません。
そこで、仕事でShopifyを扱っている筆者が、おすすめの学習方法をまとめました。

オンラインスクール、本(参考書)、動画教材(Udemy)を活用して、効果的に学習しましょう。思い切って有料の教材を買って体系的に学ぶことで、操作に悩む時間が減りますし、より高度なカスタマイズや提案ができるようになり、仕事の幅が広がります。

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まとめ

本記事では、Shopify Editions 25夏で紹介された新機能・アップデートを以下の項目に分けて徹底解説しました!

①テーマ / Themes
②ShopifyのAI / Sidekick
③小売・販売 / Retail
④チェックアウト・決済 / Checkout
⑤グローバル・越境EC / Global
⑥マーケティング / Marketing
⑦SHOPアプリ / Shop app
⑧ToB販売・卸売 / B2B
⑨配送 / Shipping
⑩サイト運営・運用 / Operation

Shopify Editionsは新機能やアップデートの発表イベントで、年に2回開催されます。通常は夏(5月 or 6月)と冬(12月)に開催されます。
単なる技術的なアップデートの発表の場ではなく、Shopifyが目指すEコマースの未来を見ることができます。

今回発表されたアップデートで150以上。
以下に公式のリンクを貼っておくので、ぜひご自身の目でも確かめてください。

 

この記事を書いた人
Shopify飯店店主

自分の仕事の経験を記事にしています。東証一部のEC企業で5年→個人事業主→法人化(2025年時点で2期目)。のべ100社以上の構築・グロース支援に関わってきました。

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