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Shopify POSって一体なに? どんなことができるの?
POSシステムの使い方を丁寧に分かりやすく教えて欲しい。
こんなことを考えている方へ。
この記事のポイントは以下です。
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Shopify POS(Point os sale)とは?
「Shopify POS」とは、Shopifyが提供しているPOSシステムです。
管理画面から簡単にインストールすることができます。
Shopify POSを使うことで、ECと実店舗の間で販売管理・顧客管理が行えるようになります。店頭での売上をShopify上で一元管理できるのでおすすめです。顧客データも一元管理できます。
また、基本的には無料で使うことができます。
しかしクレカ決済機能がないのが最大のデメリットです。
たとえばSquare決済を利用しているなら、アプリ「SQ Inventory Sync」を使ってShopifyの在庫データとSquare端末を連携させた方が楽です。
Shopify POSの使い方
Shopify POSの概要やインストール方法・使い方を解説します。
アプリのインストールは管理画面上から行うことができるので、導入は簡単です。
なお、Shopify POSの使い方は、Udemy講座の「【Shopify POS】実店舗とECサイトの在庫と顧客データを連携させて売上アップさせよう
」が分かりやすいのでおすすめです。
以下の記事でも解説しています。
【関連記事】【日本語のみ】Shopifyの学習に最適なUdemyの教材まとめ
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①販売チャネルに「Shopify POS」を追加する
Shopifyにログインして、左のメニューから「販売チャネル」を押します。
画面中央上部に出現したフィールドから「おすすめ販売チャネル」を選択します。
選択肢の中の「Point os sale」をクリックします。
この言葉の頭文字を取って「POS」と呼ばれています。
すると以下の画面が表示されます。
これで販売チャネルの追加は完了です。
②スマホ用アプリの「Shopify POS」を取得する
「POSアプリを取得する」を押します。
「テキストメッセージまたはメールでPoint of salesアプリをダウンロードする」というメニューが表示されるので、自分のメールアドレスまたは電話番号を入れます。
私はメールアドレスを入力しました。
すると、以下のようなアプリのダウンロードリンクが記載されたメールが届くので、リンクをクリックします。
すると、アプリストアに移動します。
アプリをインストールしましょう。
※画面はAndroidのアプリストアです
③スマホ用アプリにログインする
アプリを開くとログイン画面が表示されます。
自分のShopifyのアカウントを選択します。
そして、自分のShopifyストアを選択します。
すると、データの読み込みが始まります。
アプリに権限を付与するため、緑のチェックが付いていることを確認して「次へ」を押します。
最後にログイン用のPINコード(4桁)を設定します。
毎回ログインする際に必要になるコードです。忘れないようにしましょう。
セットアップが完了するとPOSのトップページが表示されます。
商品データや在庫数などは自動で連携されています。
これでスマホアプリの設定は完了です。
④「Shopify POS」でテスト決済を行う
POSが問題なく機能するかテスト決済を行いましょう。
スマホアプリ上で「販売のセットアップを行う」を押します。
表示されたメニューの中から「取引を試す」を押します。
「チェックアウト体験をテストする」の「取引を開始する」を押します。
実際の商品在庫に影響がないように「カスタム商品」を作成します。
タイトルは適当に決めて、価格は「1円」にしましょう。数量は1個でOKです。
この状態でカートに商品を入れて「チェックアウト」を押します。
決済オプションで「現金」を選択します。
「受領金額」はお客さんから受け取る金額を表しています。今回は「¥20」を選択してみます。
すると、20円 – 1円でお釣りは「19円」と表示されます。
「注文メモ」の欄には好きなメモを追加できます。今回は「テスト注文」と入れてみました。
それでは、決済が完了したので「完了」を押します。
⑤Shopidyの管理画面上で決済の完了を確認する
Shopidyの管理画面上で決済の完了を確認しましょう。
サイドメニューの「注文管理」を押します。
すると、発生した注文の一覧を見ることができます。
「チャネル」欄が「Point of Sale」となってるのが、先ほどPOSでテスト決済を行った決済です。
注文メモに記載した内容も反映されています。
念のため、注文をクリックして詳細を確認します。
たしかに「テスト商品 ¥1」の受注が発生しています。
トップページにも売上が計上されています。
(1円を2回購入テストしたので、売上は2円になっています)
その他のShopify POSの設定方法
その他のShopify POSの設定を解説します。
さらに詳しく知りたい場合は、Udemy講座の「【Shopify POS】実店舗とECサイトの在庫と顧客データを連携させて売上アップさせよう
」がおすすめです。
以下の記事でも解説しています。
【関連記事】【日本語のみ】Shopifyの学習に最適なUdemyの教材まとめ
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①商品ごとに販売チャネルを設定する
Shopifyの管理画面の「販売チャネル」の設定を行うことで、その商品がPOSで販売可能か否かをコントロールできます。
まずはShopifyにログインして、左のメニューから「商品管理」を押します。
任意の商品をクリックします。
そして、右側の「販売チャネルとアプリ」というエリアを見つけます。
「管理」を押します。
すると、メニューが開きます。ここで、この商品の販売先(販売チャネル)を設定できます。
POSでの販売を行わない場合は、チェックを外せばOKです。
なお、この販売チャネルの設定は一括編集できます。
商品管理画面で任意の複数商品にチェックをつけて、「商品を編集する」を押します。
すると、ブラウザ上にエクセルみたいな表組みのフィールドが表示されます。
右上にある「列」を押すことで、表示列のコントロールができます。
ここで「Point of sale」にチェックをつけます。
あとは、POSでの販売を行いたい商品にチェックを付けて保存すればOKです。
②「Shopify POS」のタイルを編集する
スマホアプリのPOSのトップページには「タイル」と呼ばれるショートカットリンクがあります。
これは自由に編集できます。
まずはアプリを開いて「タイルを追加する」を押します。
すると、設定できるリンクの一覧が表示されます。
今回は例として「All Products」というコレクションを追加してみます。
選択肢の中から「コレクション」を押します。
そして、目当てのコレクションである「All Products」を選択します。
すると、トップページに「All Products」のタイルが表示されました。
これで完了です。
③「クレジットカード払い」を追加する
後述しますが、Shopify POSにはクレカの決済機能がありません。
PayPayやiDなども含め、とにかく現金以外の決済方法がありません。
なので、SquareやAirペイなどの外部決済サービスとの併用が必須になります。
なので、実際の処理の流れとしては、
というステップが必要になります。
ShopifyPOSにはただ打ち込むだけです。
その「ShopifyPOSに打ち込む」ときの選択肢として、「クレジットカード払い」の項目を用意しておく必要があります。
まずはスマホアプリのShopifyPOSを開きます。
そして、左上の三本線を押してメニューを開きます。
メニューから「設定」を押します。
「チェックアウト」の項目の「決済タイプ」を押します。
「その他の決済タイプ > カスタム決済タイプを追加する」を押します。
決済タイプ名に「クレジットカード」と入れます。
すると、決済タイプに「クレジットカード」が追加されました。
実際に商品をカートに入れて支払いの画面まで進んでみました。
たしかに選択肢の中に「クレジットカード」が出現しています。
これで設定は終わりです。
④Shopify POSで顧客を追加する
Shopify POS側で顧客を追加することができます。
店頭に来たお客様をECの顧客と一元管理できるので便利です。
まずはスマホアプリを開いて、トップページのタイルの中から「顧客を追加する」を押します。
「新しいお客様を追加する」を押します。
すると、顧客情報の入力フィールドが表示されます。
ここに顧客情報を入力していきます。
「お客様オプション」では、メールマガジンの送信許諾と税金の設定を行います。
ストアからのお知らせを希望したお客様 | メールマガジンを送信してOKならばTrueにします |
税金を徴収する | 日本の顧客ならTrueにします |
また、顧客の追加は商品購入時にも行うことができます。
お客様が商品を購入する際に「顧客を追加する」を押すことで可能です。
また、過去の注文から顧客を追加することもできます。
スマホアプリのメニューから「注文」を押します。
過去の注文をクリックします。
すると、以下のような画面が表示されます。
画面の下の方に「顧客を追加する」というボタンがあるので、ここを押せばOKです。
Shopify POSのメリット – 実店舗とECを繋げる
Shopify POSのメリットは次の通りです。
実店舗とECで共通在庫を持っている場合、在庫管理は非常に面倒だと思います。そんなとき、Shopify POSを使えばまとめて在庫管理ができるので便利です。
実店舗で1個売れた時にPOS上で処理を行えば、ECの在庫も1個減ります。
実店舗に来店したお客様が会員になってくれた場合は、POS上で顧客登録を行えばECにも反映されます。
Shopify POSのデメリット – 決済機能がない
Shopify POSのデメリットは次の通りです。
PayPayなどのQRコード決済はもちろん、クレジットカード決済もありません。POSはあくまで実店舗とECとの同期を取るためのアプリです。
海外ではShopify POSの決済端末「POS Go」がリリースされていますが、残念ながら日本には上陸していません。
クレカなどの決済機能がないため、実店舗のスタッフは、
というステップが必要になります。
SquareやAirペイなどで行った決済情報を、そのままShopify POSに登録し直すような感じです。Shopify POS側はあくまで登録するだけで、決済は発生しません。
こんな感じで結構運用が面倒です。
なので、たとえばSquare決済を利用しているなら、アプリ「SQ Inventory Sync」を使ってShopifyの在庫データとSquare端末を連携させた方が楽です。
【実体験】Square決済を利用しているなら「SQ Inventory Sync」が便利
Square決済を利用しているなら、アプリ「SQ Inventory Sync」を使ってShopifyの在庫データとSquare端末を連携させた方が楽です。
最近、実店舗とECとで共通在庫を持っている企業から相談を受けました。
曰く、
![](https://shopify-restaurant.com/wp-content/uploads/2022/07/fukidashi-001.png)
1点ものの商品が多いので、店舗で売れたらECの在庫も自動で減らしたい
とのことでした。
最初はShopify POSの利用を検討していました。
しかし、Shopify POSにはクレカなどの決済機能がありません。
そのため、実店舗のスタッフは、
というステップが必要になります。
正直面倒ですし、混雑時に実施すると通常のお店のオペレーションが乱れます。
やりたかったのは、
だけでしたので、Shopify POSにこだわる必要はありませんでした。
その企業では、決済端末は「Square」を使っていました。
調べてみると、SquareとShopify間で商品・在庫・価格等の情報を同期できるアプリがありました。
「SQ Inventory Sync」というアプリでして、結局はこれを導入しました。
私と同じケースの場合は、正直「SQ Inventory Sync」を使ってShopifyの在庫データとSquare端末を連携させた方が楽です。
参考:Shopifyを学ぶ方法まとめ|オンラインスクール・本・動画
Shopifyを本格的に学ぶためにはネットの情報だけは足りません。
そこで、仕事でShopifyを扱っている筆者が、おすすめの学習方法をまとめました。
オンラインスクール、本(参考書)、動画教材(Udemy)を活用して、効果的に学習しましょう。思い切って有料の教材を買って体系的に学ぶことで、操作に悩む時間が減りますし、より高度なカスタマイズや提案ができるようになり、仕事の幅が広がります。
■■Shopifyを学ぼう■■
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まとめ
この記事のポイントをまとめます。
「Shopify POS」を使うことで、ECと実店舗の間で販売管理・顧客管理が行えるようになります。
店頭での売上をShopify上で一元管理できるのでおすすめです。顧客データも一元管理できます。
しかし決済機能がないのが最大のデメリットです。たとえばSquare決済を利用しているなら、アプリ「SQ Inventory Sync」を使ってShopifyの在庫データとSquare端末を連携させた方が楽です。
「Shopify POS」を使うためのステップは次の通りです。
更にShopify POSを詳しく知りたい方は、Udemy講座の「【Shopify POS】実店舗とECサイトの在庫と顧客データを連携させて売上アップさせよう
」が分かりやすいのでおすすめです。
以下の記事でも解説しています。
【関連記事】【日本語のみ】Shopifyの学習に最適なUdemyの教材まとめ
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